あってはならないことですが、現実には、
毎年、10人近くの子供たちが転落事故で
亡くなっています。
「子どもの安全は、親が守る。」と言っても、
四六時中、子どもたちを見守ることはできません。
親として出来ることは、出来る限り安全な環境を
作って転落事故を防ぐしかありません。
ここでは、消費者庁の報告書と窓・ベランダからの
転落事故を防ぐDIY商品「おとさんゾウ」について
調べてみました。
消費者庁報告書から転落事故の危険性を知る
ここでは、消費者庁がつぎの3つのデータ情報を
分析して、報告した転落事故の危険性について
ご紹介します。
②東京消防庁「救急搬送データ」
③医療機関ネットワーク事業の事故情報
はじめに分析した内容は、転落事故が
発生した時期についてです。
やはり、暖かくなり、窓を開けたり、
ベランダに出はじめる5月から増加しています。
ピークの時期としては、7月~8月になっています。
一方、建物からの転落による死亡事故件数から
年齢別の危険性についてみてみるとやはり、
走り始める3歳が一番多い年齢となっています。
3歳~4歳で、窓あるいはベランダからの
転落事故が多い結果となっていました。
さらに、建物からの転落と言っても、一般住宅から
高層マンションまでさまざまな物件があります。
いったい何階から転落したのか?
これに関して、東京消防庁のデータを見てみると
意外にも2階が最も多いことがわかります。
転落事故と言えばマンションが連想されますが、
じつは一般住宅などの2階からの転落が多いのですね。
一方、最悪の死亡事故が発生した場所を
厚生労働省「人口動態調査」のデータで
確認してみると、
高層階ほど死亡事故が多くなる傾向はありますが、
2~3階でも死亡する事故が発生しています。
やはり、2階以上であれば危険性は、高層階と
変わらないと考えていたほうが賢明です。
窓やベランダからの事故はどの年齢が
多いのか調べてみると
冒頭で紹介した転落による死亡事故件数と
同じ3歳が最も多い結果となっていました。
その次に多いのが、7歳ですので、
2歳くらいから7歳までの子供には
十分注意する必要があります。
以上、いろんな観点から子どもの転落事故について
データを分析してきました。
その結果を踏まえて私たちが気をつけるべきことは
つぎのような項目だと考えます。
②5月~夏休みまでは窓・ベランダに注意する。
③2階以上になれば死亡事故が発生する危険性がある。
「おとさんゾウ」は窓やベランダからの転落事故を防ぐ
親として、子どもの命を守る義務が
ありますが、同時に限界もあります。
まず、親として出来ることとしては
子どもにとって安全な環境を作り出す
ことが重要です。
2階以上の窓・ベランダではつぎのような
具体的な対策が必要です。
ようなものを置かない。とくにエアコンの
室外機の置き場所は注意する。
②窓、網戸、ベランダの手すり等に不具合とか
劣化がないか確認する。
③子どもが勝手に窓を開けないよう、窓などには、
子どもの手の届かない位置に補助錠を付ける。
完全に転落事故を防ぐことはできません。
「おとさんゾウ」です。
業者の工務店に依頼してベランダなどに安全ネットを
張るとなるととても高額なお金がかかります。
でも、この「おとさんゾウ」は、自分で設置することが
できるDIY商品としてセット販売されていますので、
低コストで安全な環境を作り出すことができます。
ひとつずつ材料を探し出すより、とても便利ですので、
一度公式サイトをご覧になってください。