古くは、伊勢神宮の建築から大量に使われてきた
日本産木材がヒノキです。
現在では、高級温泉でのヒノキ風呂で有名ですが、
そんな貴重なヒノキを使ってすのこベッドを製造している
メーカーブランドが源ベッドになります。
ここでは、源ベッドのこだわりとヒノキの香りの
秘密について探ってみました。
源ベッドのヒノキへのこだわりとは
島根県、高知県四万十の自然で育った
国産ヒノキしか使わない。
これが、源ベッドのひとつめのこだわりです。
やはり、日本の寝室に合うのは、日本で育った木材で
あのさわやかな香りをもたらすヒノキですね。
そして、ふたつめのこだわりは、無塗装です。
源ベッドでは、シンプルなデザインで通気性の高い
すのこベッドが一番快適だと考えていますが、
さらに、木材の自然な風合いも大切にしたいという
こだわりがあります。
だから、完全無塗装のベッドで、環境にも
身体にも優しい造りとなってるんですね。
源ベッドがもたらすヒノキの香りの秘密とは?
源ベッドがもたらすあのさわやかな
ヒノキの香りの成分の名前をご存知でしょうか?
1930年ごろにロシアのボリス・トーキンが、
この成分を「フィトンチッド」と命名しました。
じつは、このフィトンチッドは、木自体が、
さまざまな外敵である虫とか細菌などから
身を守るため作り出していた成分だったのです。
フィトンチッドは木材自身が作り出す成分ですが、
ヒノキなどの針葉樹では特に発散量が多く、
さらにヒノキの場合は、伐採されたり加工されたあとも
このフィトンチッドを発散し続けると言われています。
あのさわやかなヒノキの香りは、
人をリラックスさせるだけではなくて
ムシとか細菌からも守ってくれていたんですね。