【 羽毛リフォームと羽毛クリーニングの違い】
軽くてあたたかい羽毛ふとんは、高いだけの価値があると言われるほど寝心地がいいものです。
でも、そんな価値ある羽毛ふとんも長年愛用してくるとボリュームがなくなったり、羽毛がはみだしてきたり、変色したりしてきます。
そんなときは、羽毛のリフォームかクリーニングになりますが、その違いをご存知でしょうか?
羽毛クリーニングは、専用の洗濯機等で羽毛ふとんをまるごと洗うことになります。外側はキレイになりますが、羽毛ふとん自体はそのままの状態です。
一方、羽毛リフォームは、羽毛ふとんの中を解体して羽毛自体を丸洗いして、新しい羽毛を追加したりして新品同様に仕立てなおすことになります。
ここでは、比較的費用のかかる羽毛リフォームについて紹介していきます。
羽毛リフォームのタイミングは?
ところで、羽毛リフォームと言ってもどんなタイミングで依頼すればいいのでしょうか?
一般的には、羽毛ふとんの状態が悪くて、羽毛自体も劣化しているようなタイミングになりますが、具体的には、つぎのような場合がそのタイミングになります。
①羽毛ふとんのふくらみが減少して、保温性が落ちたと感じるとき
②羽毛ふとんから、羽毛がはみ出てきたとき
③羽毛が、ふとんの中で、いっぽうに片寄って戻らない状態になったとき
④羽毛クリーニングでは、キレイにならないと判断したとき
⑤羽毛ふとんを使い始めて、6年~10年程度経過しているとき
上記が一般的な羽毛リフォームのタイミングと言われていますが、筆者が考えるタイミングは、あなたご自身が、羽毛ふとんの寝心地の良さがなくなってきたと感じたときがリフォームのタイミングではないのかなと思っています。
羽毛リフォームはやはり西川ブランドに頼んだほうがいいのか?
それでは、いったいどこの羽毛リフォーム業者に頼めばいいのでしょうか?
結論から申し上げますと やっぱり西川です。長年の伝統と実績に裏付けされた技術と経験は、やはり価値があるブランドだと思います。
さらに、羽毛ふとんの中身とか、その羽毛の品質まではシロウトにはわかりませんので、頼んでしまったら業者次第で出来上がりが大きく異なります。
とくに、羽毛リフォームでは、訪問とか電話で詐欺的な会社の被害にあったという苦情・事件が後をたちません。やはり、信頼度が最も高い業者に依頼することが肝要だと思います。
一方、ふとんの西川ブランドと言っても、じつは、いろんな会社が存在していて、いろんな販売系列があります。大きな会社は、昭和西川(株)か西川(株)になりますが、、、。
筆者が考える一番信頼できるところは、営業販売現場から生まれた会社ではなくて、やはり製造現場から生まれた会社です。こういうものづくり、メーカーの原点は、製造現場の理念とか品質が一番大事だと考えるからです。
ちなみに、昭和西川は、もとは老舗西川の製造部門として昭和寝具工業という名前の会社でしたが、1968年に昭和西川と社名変更して現在では、全国の百貨店、三井アウトレットとかテレビショッピング、ネットオンライン販売などを展開しています。
昭和西川の羽毛ふとんリフォーム(打ち直し)は、長年の実績と経験を生かして、羽毛ふとんを解体して羽毛をていねいに丸洗いしてくれます。その後、新しい羽毛を追加して、側生地を張り替えて、新品同様の状態までなおしてくれます。
上記のYoutubeに約2分間でその工程がわかりやすく紹介されていますのでご覧ください。
【きめ細かな対応と技術そして明解な費用】
昭和西川の羽毛ふとんリフォームには、上記のようにきめ細かなプランがいろいろと用意されていて、それぞれの要望にこたえるようにリーゾナブルな費用が提示されています。
羽毛ふとんのリフォームは、充填するダウンに使われる羽毛の種類と、仕立て直しに使う側生地の品質によって、費用が大きく異なってきます。ご自分の納得のいくような品質と費用を確認してから依頼するようにしましょう。